45.映画「パリに見出されたピアニスト」★ 観た感想は・・・

映画よもやま話

10月4日・・・テアトル梅田にて

予告編を観たときから気になっていた映画で、18:30からの上映に行ってきました。お客さんは9割がた女性でした。確かに女性受けする映画かもしれません。
物語は・・・パリ、北駅に置かれた1台のピアノ。マチューの楽しみは、自分を追う警察官の目を盗んでそのピアノを弾くことだった。そこへ通りかかった音楽学校のディレクター、ピエールはマチューの才能に強く惹かれ、ピアニストとして育て上げたいと声を掛ける。乗り気ではないマチューだったが、実刑を免れるため無償奉仕を命じられた音楽院で、ピエールや厳しいピアノ教師エリザベスの手ほどきを受けることに。生い立ちに恵まれず夢など持たずに生きてきたマチューは、周囲との格差や環境の壁に直面しながらも、本気で音楽と向き合うようになっていく。

この映画を観た従姉妹の感想が「上品な‘ロッキー’みたいだった。」うん、これは言い得て妙である。貧困と差別、愛と挫折、師弟愛などを織り交ぜながら、最後は自分を信じ、努力を実らせた若者の物語。舞台をボクシングの世界からクラシックの世界に。なるほどね~

クラシック音楽と映像が見事にマッチしていて、ストーリーもマチューをとりまく人々の温かさや貧困と差別にくじけそうになっても立ち向かっていく彼の姿など、なかなかいい映画だったと思います。ヨーロッパ映画は分かりにくくて苦手な面もあったんですが、最近のフランス映画は、「12か月の未来図」や「パリ、嘘つきな恋」など、比較的わかりやすくてジ~ンとくるものが多いですね。