34.シネマファーストデイ★韓国映画「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」観た感想は・・・

8月1日・・・シネマート心斎橋にて
シネマート心斎橋に行ったのは何年ぶりでしょうか。場所は心斎橋アメリカ村のビッグステップ4階にあります。2スクリーンのミニシアター、昔とほとんど変わっていませんが、椅子やベンチが置いてあって、内装がきれいになったようです。ここはアジア映画を中心に上映されています。
そこでこの日は、評判の韓国映画の「工作」を観ることにしました。
毎月1日はファーストデイで、シネマート心斎橋では1,100円で上映映画を観ることができます。(残念ながら9月1日から、1,200円に改定されます。)

物語は・・・1992年、北朝鮮の核開発により緊張状態が高まるなか、軍人だったパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は核開発の実態を探るため、「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」というコードネームの工作員として、北朝鮮に潜入する。事業家に扮したパクは、慎重な工作活動によって北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長(イ・ソンミン)の信頼を得ることに成功し、最高権力者である金正日と会うチャンスもつかむ。しかし97年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を懸けた工作活動が無になることを知ったパクは、激しく苦悩する。

韓国のスパイ(パク)が北朝鮮に商人として潜り込み、数年かけて北朝鮮の実力者(リ所長)と交流を重ね、やっとのことで任務を遂行できそうだという時に、政情の変化により逆に韓国国家から命を狙われる。一方、リ所長は、パクがスパイであることを知ったものの、パクが韓国側に無事帰れるよう手配を行った。これは将軍様に対する裏切り、死に値することだ。自らの命をかけてリ所長がパクを助ける場面には、グッとくるものがあった。パクとリ所長とのお互いの腹の探り合い、派手な撃ち合いや、アクションはなかったものの、二人が将軍様に謁見する際のハラハラ、ドキドキの緊張感がすごかった~

そして北の軍人を演じたチュ・ジフン、「神と共に」とは全く違う役どころで、ちょい悪、金銭欲もある人間らしさを見せています。
この映画は史実に基づいたものだそうですが、何といってもリ所長役のイ・ソンミンが素晴らしかったです。言葉少なく、表情で魅せる。う~ん、渋かったですね。最後の最後までハラハラしましたが、救いのあるラストでホント良かった~